一言で言うと、一瞬にして質の高い「情報と人」につながることができる検索エンジンです。
知識獲得のためWeb検索を行う場合、2つの方法が考えられます。一つは、検索サービスの利用であり、もう一つは、掲示板やSNSの利用です。検索サービスは速度と網羅性の点で有効であり、SNSを利用した検索は、検索サービスよりも時間や手間は要しますが、コミュニケーションにより質の高い情報が得られるという利点があります。 そこで、双方の利点を同時に生かせる検索として、Webページをライブで閲覧しているユーザのネットワークを構築し、閲覧ユーザの量と質に基づいたランキングを実現することで、「瞬時に欲しい情報」と「検索時に同じ興味を持つユーザからの支援」を同時に獲得できます。 |
原理は、良く知られたPageRankアルゴリズムを基本とし、各Webページをライブで閲覧しているユーザの数と質に基づいたリンクを構築することで、ページ間のリンクの重みを算出します。既存検索エンジンのページリンクによって得られた検索結果は、この算出された値によってリランキングされ瞬時に検索結果として提示されます。 また、ライブユーザがページ内で閲覧している位置を計測することで、検索結果のページ内で最も閲覧箇所の多い部分を注目箇所として自動スクロールして提示します。さらに、ライブ閲覧しているユーザと通信できるインタフェースも用意します。このつながる検索は、ブラウザアドオンに対応させることで、難しい設定が不要となり容易な利用を実現します(図2)。尚、ライブ閲覧ユーザは、自身の存在を他人に知らせないことも可能です。 |